修復工事が終わったばかり!白く美しいワット・アルン

TRAVEL17.09.27

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修復工事が終わったばかり!白く美しいワット・アルン

チャオプラヤー川の西岸にあり、バンコクを象徴する景色の1つとして有名なワット・アルン。
タイの10バーツ硬貨にも描かれている仏塔です。
「暁の寺」とも呼ばれ、三島由紀夫の小説の舞台になったこともあります。

長らく仏塔の修復工事がされていましたが、今年8月に工事が終わったとのこと。
さっそく行ってきました!

 

場所、行き方は?

バンコクの中心地にあり、スクンビット界隈からもアクセスしやすい位置にあります。

行き方は様々ありますが電車(BTS)、タクシー、船を乗り継いで行くのが便利です。

まずはBTSナショナルスタジアム駅からターティアン港(Tha Tien Pia)までタクシーで移動。
渋滞していなければ約30分、だいたい100バーツ(約330円)前後で行くことができます。


(写真:ターティアンを示す標識)

ターティアンからワット・アルンへは渡し舟が出ています。
船着場が奥まっているので少し分かりづらいですが、お土産屋さん等が並ぶ木製の通路を通り抜けると船着場に出られます。
場所の詳細は、こちらからGoogleマップをご確認ください。


(写真:船着場周辺でお土産を購入することもできます)

渡し船は1人4THB(約13円)と格安!
向こう岸に渡るだけなので乗船時間は短いですが、東南アジアらしい風景が楽しめます。


(写真: 船着場からの風景。遠くにワットアルンが見えます)


(写真: 渡し舟であっという間に到着です)

 

入場料、服装の注意点

入場料は50バーツです。
タンクトップやショートパンツなどの露出度の高い服装は控えた方が良いでしょう。
別途デポジットやレンタルが必要になる(あるいは入館できない)場合があります。


(写真: 入口にある服装チェックの看板。露出の高い服装はNGです)

 

周辺の様子

門番を務めるのはタイの神話に登場する鬼神(ヤック)。高さ2m以上もある巨大な青鬼と白鬼です。


(写真: 2体の鬼神の間の門を抜けた先に本堂があります)


(写真: 見上げるとかなりの迫力!)


(写真: 本堂の様子)


(写真: 本堂に施された美しい装飾)

近付いてみるとどこか西洋風にも見える美しい装飾が施されています。

美しくきらびやかな装飾は至近距離で見ても圧巻です。


(写真: まぶしいほどの金ピカ!)


(写真: 本堂に祀られた仏像)

仏像だけでなく、かわいらしい動物をかたどった像もありました。


(写真: なんとも言えない表情。日本でいう狛犬のようなものでしょうか)


(写真: タイらしい象さんの銅像もありました)

 

修復工事が終わった大仏塔の様子

以前はこの写真のように鉄柵が張りめぐらされていました。


(写真: 2017年1月頃。修復工事中の様子)

現在は足場が外され、装飾が美しく復元されています。


(写真: 2017年9月現在。修復工事後の様子)

以前よりも白く精緻になった装飾。
この陶器の破片を用いた仏塔の装飾は中国美術の影響によるものなんだそうです。


拡大して見るとお花の柄になっていたりしてかわいい!
至近距離で見ても見ごたえがあります。

完全に終わったわけではなく一部はまだ工事中の箇所もありましたが、大部分は終了したようです。
塔の途中まで登ることができました。


(写真: 画面右下の人と仏塔の比率が伝わるでしょうか?なかなかの高さです)

階段がかなり急なので、登り降りは注意が必要です。

眺めがよく、気持ちのいい高さ!


(写真:対岸のワットポー辺りまで見えました)

この日は晴天に恵まれ、日差しは暑いですがとても気持ちのいい空気に包まれていました。

バンコクに行ったらぜひ立ち寄ってもらいたいワット・アルン。

修復後の美しい姿をぜひ見に行ってください♪

帰りは前回ご紹介したチャオプラヤ川沿いのレストラン「Supanniga Eating Room」で休憩するのもおすすめです!
対岸から眺めるワットアルンもまた格別ですよ。

施設情報

ワット・アルン(Wat Arun)
住所: 158 Thanon Wang Doem, Khwaeng Wat Arun, Khet Bangkok Yai, Krung Thep Maha Nakhon 10600 タイ
営業時間: 8:00~18:00
定休日: なし
拝観料: 50バーツ

公式サイト(英語)はこちら
タイ王国政府観光庁 公式サイト(日本語)はこちら
Google Mapはこちら

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