
サワッディーカー、きょんです♪
先日マンダリンオリエンタルのアフタヌーンティーに行ってきました。バンコクの旅行雑誌に必ずと言っていいほど載っている有名なアフタヌーンティーです。私はバンコクでいくつもアフタヌーンティーに行きましたが、ここは特にお気に入り。クラシカルな雰囲気が好きな方にはぜひオススメしたい場所ですので、ご紹介したいと思います。
マンダリンオリエンタルバンコクってどんなホテル?
マンダリンオリエンタルは、香港に拠点を置くイギリス系高級ホテルグループです。全世界で13ヶ国 21(約8,000室)のホテルを展開し、シャングリ・ラ・ホテルやペニンシュラホテルと並び、アジアを代表する高級ホテルチェーンとして人気を誇っています。
マンダリンオリエンタルバンコクは19世紀に建てられた、タイ初の西洋スタイルのホテルです。
アフタヌーンティーが提供されるのはマンダリンオリエンタルバンコクの中にある「オーサーズラウンジ」。
「オーサーズラウンジ(作家の休憩室)」の名前の通り、サマセット・モーム、ジョゼフ・コンラッド、ノエル・カワード、ジェームズ・ミッチェナーなど世界の名だたる文豪たちがこのホテルを定宿として愛し、執筆活動を行なったそうです。
映画「サヨナライツカ」の舞台となったことでご存知方も多いのでは。
白を貴重としたコロニアル調のエレガントな空間で、別世界にいるような気分に浸ることができます。
営業時間、予約方法、注意点
アフタヌーンティーの営業時間は12:00~17:30です。開始時間が決まっており、12:00~, 14:00~, 16:00~の3つの時間帯を選んで予約します。予約はemailもしくは電話にて。
Eメール: mobkk-restaurants@mohg.com
TEL: +66 (2) 659 9000 、タイ国内から 02-659-9000
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
★ マンダリンオリエンタルバンコク公式ホームページはこちら ★
※注意事項※
1人1つオーダーが必要です。他のホテルのアフタヌーンティーではたいていシェアできるのですが、マンダリンオリエンタルバンコクではできないようです。けっこう量が多いので、お腹空かせて行くことをオススメします(笑)
またドレスコードがあります。半ズボン、ホットパンツやキャミソール等では入れない場合がありますので、ご注意を。
ホームページにはこのような記載があります。
すべてのお客さま(お子さまを含む)に洗練されたドレス コードをお守りいただきますようお願いいたしております。女性のお客さまは、エレガントな服装と履物をご着用ください。男性のお客さまは、ワイシャツ、長ズボン、靴(つま先とかかとが覆われたもの)をご着用ください。
逆に言えば、ドレスコードを守っていればお子様連れでもOKです。私たちが行ったときは、シャツと蝶ネクタイ姿の1歳くらいの赤ちゃんがキッズチェアに座っていて、とってもかわいらしかったです。
行き方、場所、地図
マンダリンオリエンタル バンコクはチャオプラヤ川のほとりにあります。地図など詳細は末尾のGoogle Mapをご確認下さい。
1番楽な行き方は、タクシーで直接行くこと。道の混み具合にもよりますが、例えばスクンビット界隈からだと20~30分程度で着きます。私たちはタクシーで行きましたが、行きは20分、帰りは少し渋滞にハマりましたがそれでも30分強で帰って来れました。
もう1つは船で行く方法があります。BTSサパーンタクシン駅 2番出口を出てすぐの船着場「サトーンピア(Sathorn Pier)」からホテル専用の船が出ています。約15分に1本くらい出ていて、船に乗って5分くらいでホテルに着きます。天候にもよりますが、旅行気分を味わいたい方にはこちらもオススメです。
ホテル内の様子
ホテルのエントランス。
ロビーに一歩入るだけで非日常空間が広がっていました。
天井が高く広々としています。
ホテル内を散策するのも楽しいですね。生花を浮かべた噴水もあります。
ホテルのフロント付近。
ホテルの正面入口から入って左手奥にアフタヌーンティーを提供してる「オーサーズラウンジ」があります。白で統一された美しい空間です!
どんなメニューがあるの?
アフタヌーンティーのメニューはこちらです。(詳細は後ほど写真付きで紹介します)
ウェスタン アフタヌーンティーセット
オリエンタル アフタヌーンティーセット
他にもベジタリアン アフタヌーンティーセットがありました。
すべて値段は紅茶またはコーヒー付きが1,450B(約5,940円)、紅茶またはコーヒーとシャンパン付きが2,090B(約8,560円)です。(別途 +サービス料10% +VAT7%)
私はオリエンタルセット、友人はウェスタンセットを注文しました。
実食してみた!
まずは柑橘系のシャーベットでさっぱりと。
TWGの紅茶が運ばれてきました。ぽってりとしたフォルムの紅茶ポットがかわいらしいです。
しばらくするとアフタヌーンティーセットが運ばれてきました。
こちらはオリエンタルのセット。アフタヌーンティーでタイ風というのは珍しいですね。ベンジャロン焼きの器がタイらしいです。
オリエンタルセットはタイを中心とする東洋の上品な味が詰まっています。しょっぱい系が多かったので、甘いものが多いウェスタンと一緒に食べてもバランスが良かったです。
1段目。セイボリー(しょっぱい系)のものが中心。揚げたバーミセリー(細いパスタ)のお菓子、ベトナム風生春巻、揚げ餃子など、タイだけでなくアジアの味が楽しめました。
2段目右側。こちらもセイボリー中心。パンダンチキン(パンダンリーフで鶏肉を包んだもの)、鶏肉と海老のヤムトゥアプー(四角豆のサラダ)、タイカレーのパフなど、肉や魚介をうまく取り入れた一品ばかりで見た目も味も楽しめます。
2段目左側。こちらはスイーツ中心です。
カノムサイサイ(ココナツミルクと米粉を混ぜてバナナの葉で包んで蒸したお菓子)、サンカヤー ファクトーン(蒸したカボチャのカスタード)、ルークチュップ(緑豆で作ったあんをこねて形成したものをゼラチンでコーティングしたもの)、フォイトーン(卵黄と砂糖を混ぜて金の糸のように細くしかためた縁起物のお菓子)等、タイの屋台で見慣れているお菓子がこんな洗練された雰囲気になるなんて!ちょっと感動ものです。
そしてスコーンはプレーンと、タイマンゴーを練りこんだ贅沢なものがあります。
割ってみると、こんなにぎっしり! マンゴーやラズベリーの自家製ジャム、クロテッドクリームを添えていただきます。
こちらは友人が頼んだウェスタンのセット。アフタヌーンティーならではの3段のケーキスタンドです。
1段目: スイーツ中心。マカロン、チョコレートタルト、バニラヨーグルト、パリブレストなど、どれも甘すぎず、繊細な味でした。
2段目。しょっぱい系のフィンガー・サンドイッチ、ミニベーグル、スモークサーモンのオープンサンドなど。
そして定番のスコーン類。プレーンとレーズンがあり、自家製ジャムとともにいただきます。
どれも美味しくて、大大大満足!
1人1セットオーダー必須なので量がたいへんですが、食べきれない場合には一部をお持ち帰りすることもできます。
クラシカルな雰囲気が好きな方は、ぜひ1度マンダリンオリエンタルバンコクでアフタヌーンティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
店舗情報
マンダリン・オリエンタル・バンコク
住所: 48 Oriental Ave, Khwaeng Bang Rak, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500
アフタヌーンティー提供時間: 12:00~17:30
定休日: なし
予約用email: mobkk-restaurants@mohg.com
予約用TEL: +66 (2) 659 9000 、タイ国内から 02-659-9000