タイでしかできない体験!ベンジャロン焼き絵付け@エカマイ

CULTURE18.04.27

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タイでしかできない体験!ベンジャロン焼き絵付け@エカマイ
サワッディーカ~ きょんです。
タイに来たら一度はタイでしかできない体験をしてみたい!そんな方にベンジャロン焼きの絵付け体験教室をご紹介します。翌日に受け取りできる方法があるので、滞在日数が限られた旅行者にもオススメです♪
 

(写真:公式Facebookより)

ベンジャロン焼きとは?

タイの3大陶磁器のひとつ。ベンジャロン焼きの歴史は17世紀前後アユタヤ王朝時代に中国の彩色技術が伝わったことから始まったと言われています。金で縁取られたきらびやかな作風からタイ王室御用達となり、現代では高級食器として主にタイ料理レストランや土産物店、工房などで目にすることができます。
 
そのベンジャロン焼きの絵付けを気軽に体験できるアートカフェが昨年オープンしたとのこと。4名以下なら予約なしでOKとのことだったので、さっそく行ってみました!
 

お店への行き方、場所、地図

ベンジャロン焼きの絵付け体験ができるお店は、Stella Hobby Lounge Art cafe(ステラ)。
行き方は、BTSエカマイ駅を降りてソイ63(エカマイ通り)を北上します。徒歩だと15分くらいかかるので、ソイ63の入口辺りでタクシーをつかまえるのがオススメです。タクシーの運転手さんに「パイ エカマイソイ12(シップソーン)カー(エカマイソイ12に行って下さい)」と伝えればOK。場所はエカマイ通りの右手、エカマイ ソイ10と12の間にあります。お店の前の立て看板が目印です。地図など詳細は末尾のGoogle Mapをご覧ください。
 
ちなみに土日は基本的にお休みですが、日によって営業することもあるそうです。営業日の確認は末尾の公式Facebookをご確認ください。
 

お店の雰囲気

店内は明るい雰囲気です。入ってすぐに絵付け体験用のテーブルがあります。大量に並べられた筆や絵の具を見てドキドキしてきました!
 
店員さんにベンジャロン焼きの絵付け体験の旨を伝えたら、さっそく店内を散策。
自分が絵付けするデザインをどれにするか選びます。
 
店内に並んでいて値札の付いたものはどれでも選ぶことができます。
絵柄は伝統的なものからオリジナリティ溢れるものまで様々。どれにしようか目移りしてしまいます。
値段は小さいもので800バーツ(約2720円)から、大きい絵皿だと1000バーツ(約3400円)など物によって変わります。値札が付いているので分かりやすい。この値段に体験料、材料費、作業中の飲み物代、釜焼き代まですべて含まれているので良心的です。
 
既に描かれている茶色の線は、焼くとゴールドに変わるそう。焼き上がりサンプルも見ながらデザインを選んでいきます。
 
「初めての方は平らなものの方がやり易いですよ」と店員さんが親切にアドバイスしてくださいました。なんでも、塗る箇所が曲がっていると絵の具が流れてしまったりして少し難易度が高くなるそうです。
 
私は初心者向けの箸置きにしました。4つセットで800バーツ。

友人はマグカップを選択しました。どこかクリムトの絵にも似た美しいデザインです。

座る場所を決めて、作業中の飲み物を準備。フリードリンク制なので、コーヒーやジュースを自由に飲みながら作業できます。
 

ベンジャロン焼きの絵付け体験してみた!

さぁ、絵付け体験スタートです! まずは店員さんがサンプルを使って丁寧にお手本を見せてくれます。日本人の方なのでタイ語が分からない人にも安心です。
 
次は自分でもやってみましょう。サンプルを使って練習ができます。
配色は自分の好みで自由に絵の具を選べます。
絵の具の状態と焼き上がりは少し異なるので、店内にある焼き上がりの色見本を見ながら配色を考えていきます。
なるべくぷっくりと盛り上がるように絵の具を置き、それでいてできるだけゴールドの枠線からはみ出さないように。
もし塗り間違えてしまっても大丈夫。乾かしてから竹串で削ることができます。

とはいえ、何度も繰り返すと柄に傷が付いて発色が悪くなってしまうので、できる限り慎重に…。どうしても上手くいかなければ店員さんに助けを求めることもできます(笑)
 
集中して作業に取り組んでいくのはなかなか楽しい体験です。アートを体験するなんて久しぶりのこと。集中して作業していると、なんだか頭がすっきりしてきました♪ 日本でも「大人の塗り絵」が流行っていますが、同じような癒し効果やストレス解消効果がありそうです。
黙々と作業を続け、ときどき友だちとおしゃべりしたり、お茶を飲んだり。しばらくして私の箸置きはこんな感じで完成しました。

作業時間は選んだ絵柄や作業の早さにもよりますが、だいたい2時間くらいでしょうか。最後に店員さんに仕上げを確認してもらい、希望があれば裏や側面に無料で名前や日付を入れることができます。
作品はお店に預けて釜で焼き上げてもらい、約1週間程度で店舗にて受取りができます。出来上がり日は店内のホワイトボードで確認できます。焼き上がりのタイミングはだいたい月に2回程度あるようです。

 
急ぎの方は1グループに付き+1000バーツで「特急窯焼き仕上げ(Express bake)」を利用でき、翌日夕方に店舗またはホテル等で受取り可能になります。旅行者にもありがたいサービスですね!
 
仕上がり日に合わせて後日店舗まで受け取りに行きました。できあがりはこんな感じです!
 
自分で色付けした、世界にひとつだけの箸置きです。私は不器用なのでちょっとはみ出したりうまく発色してない箇所もありますが、それも含めて愛着が沸きました! タイでの思い出のひとつとして長く愛用していきたいです。
 
ベンジャロン焼きの絵付けにハマってしまった人の中には、受取りに来たついでに新たな作品に色付けし、受け取りの際にまた次の作品を…と無限ループしちゃう人もいるそうです。その気持ち、確かにちょっと分かるかも…! 私も近いうちにまたチャレンジしに行きたいです♪
 

店舗情報

Stella Hobby Lounge Art cafe(ステラ)
住所: 63 (Ekkamai) ,klongton-nua,Wattana 112/2 Sukhumvit Rd, Phra Khanong, Khlong Toei, Krung Thep Maha Nakhon 10110
営業時間: 月~金 10:00~18:00(体験希望の場合は15時までに入店。5名以上は要予約)
定休日: 土日(土日も営業する場合があります。Facebookにて要確認)
公式Facebookはこちら
Google Mapはこちら
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