Hello, サワディーカ~ きょんです♪
早いもので2017年も残り僅か。今回はバンコクのクリスマスについてご紹介します。
毎年イルミネーションのテーマ等は変わりますが、2017年版のスクンビット周辺の主要なスポットをまとめてみました。
ホリデーシーズンのおでかけのご参考になれば幸いです。
そもそもタイでもクリスマスのお祝いはするの?
タイは仏教国ですので、元々はクリスマスを祝う宗教的な理由はありません。
タイの12月の祝日というと父の日(12月5日、前国王様ラマ9世のお誕生日)や憲法制定記念日(12月10日)がありますが、クリスマスやクリスマスイヴは祝祭日ではありません。
ただ日本と同じように欧米の習慣が浸透してきているので、最近ではクリスマスに友達や家族とパーティーをしたり、恋人と一緒に過ごす人も多いそうです。
そしてお祭り好きのタイ人はイルミネーションなど楽しくてきらびやかなものが大好き!
セルフィー(自撮り)大好きなタイ人は、老若男女問わずイルミネーション前で写真を撮ってクリスマスを楽しんでるようです。
(写真:ターミナル21前のクリスマスツリー)
この時期はデパートなど至る所に大型のクリスマスツリーやイルミネーションが多数登場します。
特に昨年は国王様が逝去された関係で少し自粛傾向にあり、1年の喪が明けた今年は大型のイルミネーションが目立っている印象があります。
クリスマスのイルミネーションを楽しむならいつ、何処で?
12月に入ると本格的に大型のイルミネーションが完成します。
11月中頃から徐々にイルミネーションは増えていきますが、これは所謂タイ特有の「ソフトオープン」といわれるもの。
グランドオープンの前に準備できたものから先にゆるっとオープンさせてしまうのです。
この「ソフトオープン」という言葉、私はタイに来て初めて知りました(笑)
エムクオーティエ
例えばこちら、エムクオーティエ前の広場。
11月には小さいシロクマが数匹登場し、それだけでも可愛くてインスタ等で話題だったのですが…。
12月に入ってから追加で巨大シロクマが登場!その高さ、なんとデパートの3階ほど。
いきなり街中にどーーん!と巨大なシロクマが登場したので、在住者の間でもかなり話題になりました。
メインのはずのこちらを真っ先に完成させない辺りが、すごくタイらしいです(笑)
セントラルエンバシー
プルンチット駅からほど近いセントラルエンバシーのデコレーションも面白いです。
駅直結の通路から見えるのは、クリスマスプレゼントの箱?
と思ったら、巨大なサンタクロースが通路を覗き込んでいます。
通路からアップで見るとなかなか迫力があります!
夜に出会ったらちょっとビックリ!? 怖いかもしれません(笑)
セントラルワールド
伊勢丹やトイザラス等が入っているセントラルワールドではクリスマス専用の屋外特設会場が完成しました。
「2018」と表示されているのが見えるでしょうか?
夜はライトアップされ、多くの人が写真撮影して賑わっているそうです。
キャラクター物が大好きなタイ人の傾向に合わせているのか、可愛らしいディスプレイが多かったです。
タイ航空がスポンサードしているディスプレイは、白と紫を基調としたタイ航空らしい色味が印象的でした。
サイアムパラゴン
サイアムパラゴンは少し落ち着いた印象です。
パラゴンのメインエントランスを入ると、天井に届くほど大きなクリスマスツリーが迎えてくれました。
ツリーを囲むディスプレイに近づいてよく見てみると、フクロウやウサギや熊など動物たちが魔法使いの帽子やステッキを持っています。
どうやらサイアムパラゴンで開催されるハリーポッターのイベントにちなんでデザインされているようです。
こういったクリスマスのイルミネーションをタイでは例年1月過ぎまで楽しめます。
日本のように「クリスマスを過ぎたらすぐにイルミネーションを片付けてお正月の飾り付けに変える」という習慣はなく、大晦日も新年もイルミネーションと共に楽しむ傾向があります。
日本人の感覚とは少し異なりますが、のんびり長く楽しめるのがマイペンライ精神のタイらしさなのか、あるいは欧米的な慣例に倣っているのかもしれません。
もちろん常夏の国タイですので昼間の日差しは強く、まわりの人は半袖夏服姿。時にはサングラスや日傘の人も見かけます。
クリスマスらしい冬の寒さはありませんが、これはこれで思い出として印象に残りそうです。
クリスマス時期のタイは乾季のため、雨はほとんど降りません。朝晩は少し涼しく過ごしやすいベストシーズン。
今回は撮影の都合上昼間の様子をご紹介しましたが、夜のイルミネーションはまた違ったムードで楽しめます。
ぜひタイらしいクリスマスを楽しんでみてくださいね♪