ハーブ大国のタイでよく見かけるハーブ6選

TOPICS18.07.27

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ハーブ大国のタイでよく見かけるハーブ6選

タイは言わずとしれたハーブ大国ですが、実際にタイに住んでみると思った以上に日常生活の中にハーブが使われていることを実感します。
そこでタイに来る旅行者の方もきっと一度は目にすることがあるであろう、タイでポピュラーなハーブについて紹介したいと思います。

 

レモングラス(タクライ)

レモンの爽やかな香りで人気のレモングラス(写真中央)。

日本人にもよく好まれるハーブで、私も大好きです。

タイではトムヤムクンの中に入っているハーブとしておなじみ。トムヤムクンの中に固く筋張ったレモングラスが入っていて初めて食べると驚くと思いますが、これは香り付けのために入れているもので、食べずに残して大丈夫なので安心してください。

その他にも乾燥させてハーブティーにしたり、ボディーソープなどの香り付けに利用されていたり、様々な場面で目にします。

 

コブミカン(マクルート)

コブミカンの葉っぱは、レモングラスと同じくトムヤムクンやグリーンカレーの中に香り付けとして入っていることでおなじみです。

実の方は頭皮と髪にいいハーブとして知られていて、コブミカンを使ったシャンプーが多数販売されています。お土産に買って買えるのもいいかも。

 

ベールフルーツ(マトゥーム)

タイでベールフルーツと出会うのはおもにマッサージ店です。マッサージの後の水分補給のお茶として利用されていることが多いように思います。

ベールフルーツはミカン科の植物で、その実をスライスして乾燥させたものを煮出してお茶にしているのですが、柑橘系の酸味は全く感じず麦茶のような癖のない味です。

 

ローゼル(グラチアップ)

ハイビスカスに似た花の萼(がく)の部分がローゼルと呼ばれるハーブです。タイではおもにハーブティーやジュースとして利用されています。

ローゼルにはビタミンCやクエン酸などが含まれていて、特に女性によいハーブとされています。

私はタイ料理と一緒にローゼルジュースを飲むのが好きです。鮮やかな赤色がきれいだし、タイ料理の辛さをローゼルジュースの甘みと酸味が良い具合に中和してくれる気がします。

 

バタフライピー(アンチャン)

青いハーブとして日本でも認知度が高まってきているバタフライピーの正体は、マメ科の植物の花です。

タイはその本場なだけあって、色々なところでバタフライピーが利用されています。お菓子の色付けに使ったり、サラダの上に飾りとして載せていたり。

その中でももっとも目を引くのはハーブティーなどのドリンクでしょう。この青色はバタフライピーにしか出せない色です。ライムジュースなどの酸味を加えると紫色に変化するのもきれいです。

バタフライピーは目にいいハーブとされていますが、髪にもいいらしく、バタフライピーを使ったシャンプーやトリートメントも多数販売されていてお土産として人気です。

 

パンダンリーフ(バイトゥーイ)

パンダンリーフは植物の葉っぱのハーブです。

タイでは料理によく利用されていて、鶏肉をパンダンリーフの葉っぱで包んで揚げた料理もあるし、ココナッツミルクを利用したデザートの香り付けにも使われています。また緑色の色付けにも使われていて、タイでよくみかける緑色のお菓子はパンダンリーフで色付けされているものがほとんどです。

そのほか、ベールフルーツと同じように、マッサージ前後のお茶として出されることもありますし、レモングラスなど他のハーブとブレンドされていることもあります。

あまり目立たないけれど、タイを訪れる多くの人が知らず識らずのうちに食べたり飲んだり見かけたりしているハーブだと思います。

以上、ハーブ大国のタイで暮らしていて日常生活の中でよく見かけるハーブを6つ紹介しました。あなたもタイを訪れたらきっとこのハーブたちに出会うはずなので、ぜひ見つけてみてくださいね。

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